第1回中国国際消費品博覧会、展示品向け輸入関税を免除

中国の財政部、税関総署、国家税務総局は4月26日、「中国国際消費品博覧会の期間内に販売される展示品の関税優遇政策に係る通知（以下、通知）」で、海南省で開催される同博覧会における輸入関税減免の対象リストを発表し、即日実施した。

通知によると、海南島内全域での保税運営が開始前のため、博覧会の期間内に販売された上限以内の輸入展示品に対する輸入関税、輸入増値税と消費税を免除する。免税対象は家具、アパレル、革製品など8品目となり、数量または金額の上限が定められている（添付資料表参照）。輸入禁止商品、絶滅危惧動植物およびその製品、たばこ、アルコール、自動車は免税対象外。

博覧会期間中、規定の数量または金額の上限を超えて販売された展示品、または未販売かつ差出地に返送されていない展示品については税金を徴収する。出展企業リストと展示品リストは、海南国際経済発展局またはその指定機関が海口市税関に一括して報告する。

第1回中国国際消費品博覧会は商務部と海南省政府の共催で、5月7～10日に海南省海口市で開催される。展示エリア面積は8万平方メートルで、うち国際展示エリアが6万平方メートルを占め、69カ国家・地域から648社が出展する。ジェトロ広州事務所は、「ファッション・生活」ホールにライフスタイル・ヘルスケア分野のジャパン・パビリオンを出展する。