中国初の｢ブルー炭素｣プロジェクトが取引完了　山東青島

中国初の｢ブルー炭素｣プロジェクトが取引完了　山東青島

6月8日、｢広東湛江マングローブ植林プロジェクト｣の炭素排出量削減協定調印式が山東省青島市で開催された。これは中国初となる｢ブルー炭素｣プロジェクトの取引が正式に完了したことを示している。

　　専門家の紹介によると、｢ブルー炭素｣は海草ベッド、マングローブ、塩沼海岸帯生態システムによる固定された有機炭素を指す。その日、自然資源部第3海洋研究所、広東湛江マングローブ国家級自然保護区管理局と北京市企業家環境保護基金会（SEE基金会）が山東省青島市で、｢広東湛江マングローブ植林プロジェクト｣の炭素排出量削減協定調印式を共同で開催した。

　　｢広東湛江マングローブ植林プロジェクト｣は中国初となる検証炭素基準（VCS）と気候・コミュニテイ・生物多様性基準（CCB）にかなうマングローブ炭素シンクプロジェクトである。同プロジェクトは自然資源部国土空間生態修復局の支援を受けて、自然資源部第3海洋研究所による組織して、広東湛江マングローブ植林国家級自然保護区管理局と協力して開発・完成した。